スターファイター 未亡人製造機と呼ばれたF-104
1960年代の西ドイツを舞台に、“未亡人製造機”の悪名を取った超音速戦闘機スターファイターをめぐる知られざる悲劇を、驚きの実話をもとに描いた衝撃のTVムービー。
1960年代、当時東西冷戦さなかの西ドイツ空軍は、NATOにおける主導権を握るため、米国の大手航空機メーカー、ロッキード社から超音速ジェット戦闘機F-104を大量購入。しかし、それに乗ったパイロットたちが次々と謎の墜落死を遂げ、通称“スターファイター”たる同機は、“未亡人製造機”の悪名を取る思わぬ事態に。かくして、愛する夫を失ったヒロインがその徹底的な原因究明に乗り出していくさまを、「パイレーツ・オブ・バルト」のM・アレクサンドル監督が衝撃の実話をもとにドラマティックに綴る。
WOWOWで鑑賞。
未亡人製造機というからもうオスプレイの映画ができたと思ったら
戦後のドイツがロッキード社から戦闘機の試作品を916機も売りつけられた話でした。
262機が墜落、116人が死亡
「デモなんて」と反対していたその妻が戦闘機の事故で夫を失う、
原因は操縦ミスとと言われてしまう。簡単に事が済むから。
空軍もロッキードも戦闘機の欠陥を認めないのだが、
ヒロインは果敢に集団訴訟を目指す。
様々な妨害があるのだが初志貫徹。勇気が出る実話です。
やはり平和は闘い、人間の尊厳は闘い取らなくては、なりません。
この映画にも感心しました。ドイツのこのような話全く知りませんでした。
映画鑑賞は充実感が得られます。