2019-06-10 コジ・ファン・トゥッテ www.youtube.com 演劇・ミュージカル・ 観劇 2019/6/10(月) 午前 6:00 メトロポリタン・オペラ モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》 新演出 物語は姉妹の恋人である二人の男が、それぞれの相手の貞節を試すために互いの相手を口説いたら、二人とも心変わりしてしまった。どちらにも言い分がありそのまま認めあうしかないものだということ。タイトルの原語の意味は「Così このように fan する tutte すべての女性は」。『フィガロの結婚』の第一幕に出て来た台詞で、全てを仕組んだアルフォンソ(登場人物参照)が事態を収拾するために恋人たちに説いて聞かせる台詞でもある。 本作品は19世紀を通じて、内容が不道徳であるとして評価が低く、特にワーグナーは音楽面をふくめて酷評している [2] 。20世紀に到って再評価され、モーツァルトのオペラの代表作であると認識されるようになった。商業的には、『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』の3大オペラにこれを加えて4大オペラと呼んだり、さらに『後宮からの誘拐』を加えて5大オペラと呼ぶことがある [3] 。なお、ダ・ポンテによるイタリア語台本三部作の中では唯一イタリアを舞台にした作品だが、他の二作(これらもイタリアでの上演数はドイツ圏に比べごく少ない)にも増して同地では人気が低く、ミラノ・スカラ座は1826年から1951年までこの作品を一切上演しなかった。 [ 以下はWOWOW公式サイトから。 男女の心の奥底を描くモーツァルトの傑作が、1950年代のNYに舞台を移した新演出で。ブロードウェイの大スター、K・オハラのコミカルな演技と驚異的な歌唱力に注目。 モーツァルトが《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》に続いてダ・ポンテの台本をもとに作曲。2組のカップルの男性が変装してお互いの恋人を口説き、それぞれの貞操を試すという男女の心理の変化をコミカルに描いた傑作。この夏来日公演が決定したミュージカル「王様と私」で渡辺謙と共演し、トニー賞主演女優賞に輝いたブロードウェイのスター、K・オハラが、若い姉妹に浮気を勧める小間使いを演じる。全体を仕切る要の役を、コミカルな演技で好演し、オペラスターに劣らない歌唱力も驚異的。大胆さに定評のあるP・マクダーモットの新演出は、エンターテインメントの要素をたっぷり盛り込み、舞台を1950年代のニューヨークの遊園地に置き換えた。剣のみや蛇女、猛獣使いなど本物の大道芸人を配し、火花などの仕掛けも楽しい。今最も活躍しているバリトン、C・モルトマンがカップルをそそのかす哲学者ドン・アルフォンソを演じるのも見逃せない。 👈 久しぶりにオペラをテレビ鑑賞。 渡辺謙「王様と私」に主演しトニー賞、最優秀女優賞受賞したケリー・オハラの出演と聞いては観ずにはいられません。 オペラ・レパートリー メリー・ウィドウ en:The Merry Widow by フランツ・レハール (2014年) as ヴァランシエンヌ (メトロポリタン・オペラ) コジ・ファン・トゥッテ en:Così fan tutte by W.A.モーツァルト (2018年) as デスピーナ (メトロポリタン・オペラ) ブロードウェイ ジキル&ハイド Jekyll & Hyde (2000年) as ケイト (後継) /エマ (代役) フォリーズ(英語版) Follies (2001年) as ヤング・ハッティ/アンサンブル、その後ヤング・フィリス 成功の甘き香り (ミュージカル)(英語版) Sweet Smell of Success: The Musical (2002年) as スーザン ドラキュラ Dracula, the Musical (2004年) as ルーシー・ウェステンラ The Light in the Piazza (2005年) as クララ・ジョンソン パジャマゲーム(英語版) The Pajama Game (2006年) as ベイブ・ウィリアムズ 南太平洋 South Pacific (2008年) as ネリー・フォーブッシュ Nice Work If You Can Get It (2012年) as ビリー・ベンディクス マディソン郡の橋 The Bridges of Madison County (2014年) as フランチェスカ・ジョンソン 王様と私 The King and I (2015年) as アンナ・レオノーウェンズ このオペラは 今時、男性が変装してお互いの恋人を口説くという賭けに興じるもの 封建時代そのまま女性蔑視も甚だしいのですが、 今回は演出が楽しい。 遊園地で回転木馬や気球、コーヒーカップに乗って歌う アクロバットや蛇使い、火吹き、剣飲みなど「大道芸人」も出て盛り上がります。 その中に大ヒットした「グレイテストショーマン」の「ひげ女」キアラは出ています。 今のオペラは予算の関係あるようで時代考証通りでなく時代物の衣装がスーツに代わってますがこのオペラは違和感ないです。 私は今ままでその時代の衣装のほうが好きでしたが。 音楽はモーツアルトなので文句ありません。