安保法制違憲裁判について、西さんからのメール
みなさま 西英子です。
私は今、7月7日の安保法制の講演会のチラシをいろんな集会に行って
配っております。 その会場で会う人から「西さん、メール読んでるよ」
と声をかけていただいて、とても嬉しいですよ。
〇 14日に、元裁判長の青山邦夫さんと川口創さんと3人で講演会の
進めかたの打ち合わせをしました。
お二人が初めに各30分程度のスピーチをされます。その中で2008年
日本における「違憲審査権」をどう発動させていくのかなど、一般市民
に理解できるように、わかりやすく話していただきます。
次の対談では、安保法制の違憲性を検討し、具体的な権利の侵害がなく
ても、安保法制が憲法違反であることを、裁判官に判断させるにはどの
ようにするのかを話して下さいます。
今回は、安保法制違憲訴訟の共同代表として意見陳述もされましたが、
聞いていてよく理解できて私はすごく感動しました。
〇 2003年3月20日 イラク攻撃開始
(1)その日の正午頃でしたが、テレビで見ました
私は1937年、日中戦争が始まった年に生れ、8年間を戦争の最中に生きました。
毎日何回も空襲警報が発令されて、そのつど防空壕の中でふるえていた子ども
の頃を思いだしました。イラクの子どもたちが心配でした。
世界中で何千万人以上の人々が「イラク戦争反対」の声を上げたにもかかわらず
言葉をそのまま日本国民に伝えました。
のです。 憲法9条を完全に破壊する派兵です。
「自衛隊を出すな! 小泉やめろ! 」の大集会とデがモが全国で起こり、
名古屋でも連日のように集会とデモはつづきました。
と真実を語りました)
という主張で裁判を起こしませんか?」と提案し、「是非やりましょう」と市民
のひとり池住義憲さんが呼応しました。さっそく訴訟の準備が開始されました。
そして、2004年に提訴したのです。
18才の女子大学生の「自衛隊の派遣は怖い。派遣についての感覚がマヒしていた
自分も怖い」との発言が私には印象的でした。
(2) 原告が法廷に入れない
最終的に総提訴数は 3268名 になりました。
名古屋地裁の大法廷は、100名ほどしか入れません。確かに日本中探しても
100名を超える法廷はありません。
結局、訴訟の会としては「入れ替え方式」を採用し続けることになりました。
裁判所の近くに、集会の会場を設定して、集会を持ちながら、裁判の休憩を
はさんで入れ替えることにしました。
会のスタッフはたいへんでした。私も法廷に入ったことは一度もなかったように
記憶しています。
このことが結果的には「裁判を受ける権利」「私たちがこの訴訟の当事者なのだ」
といった、しっかりした自覚を原告たちが持ったことになったと私は思います。
青山裁判長が下した画期的な判決については次回に書きます。
〇 安保法制を廃止せよ! 集会に来て下さい。
7月7日の『青山元裁判長と川口弁護士の講演と対談』の集会に
ぜひ、ご参加ください。みんなで語り合いませんか。
青山邦夫弁護士の陳述が裁判官の心にとどき、「安保法制は憲法違反」
の判決が出されることを願っています。
青山弁護士のすばらしいお話しがたくさんの人たちに広まり、当日の
会場をいっぱいにして「安保法制を廃止!」の声が大きく盛りあげたい
です。
みなさん、どのような方法でもよろしいですから、宣伝して下さい。
お願いします。テーマは以下のとうりです。
『憲法違反の安保法制を廃止のために!
元裁判長と弁護士の講演と対談』
を出した名古屋高裁の元裁判長です。
現在、弁護士で「安保法制違憲訴訟」の共同代表をされています。
として3000名以上の原告と共に、画期的判決を勝ちとりました。
憲法を壊して「戦争をする国」にさせないために、
ぜひ、ご参加ください。
みんなで語りあう時間をつくります。
日時: 7月7日(日)午後1時30分~4時30分
会場: 名古屋市博物館 地下講堂
地下鉄桜通線 桜山駅下車5分
主催: 川口弁護士と市民有志たち
問合せ: 西英子 (052)808-3241
参加費: 800円