<span itemprop="headline">「また、だまされたんだ」▼<福島県>子どもの放射能▼尿検査せず▼秘密裏に「困難」結論?</span>
ロス アポロ飛行場の上空 横切る 訓練機
騙しの政治は もういらない
なにもかも こんな風な秘密会で
反対意見を封じ込める
すべては「やらせ」の レースですか?
って、秘密会そのものが
民主主義破壊行為じゃん
怒
尿検査せず 秘密裏に「困難」結論?
福島原発事故を受けた県民健康管理調査で、
子どもの内部被ばくを把握できる尿検査が行われていない。
専門家でつくる公開の検討委員会でも
検査の是非がほとんど議論されてこなかった。
ところが今月に入り事前の「秘密会」の開催が公となり、
尿検査をめぐる議論の不透明さも判明。
検査を求めてきた保護者らは不信を募らせている。 (中山洋子、林啓太)
「また、だまされたんだ」。
伊達市の菅野美成子さん(40)が諦めきった様子でつぶやいた。
今月初めに新聞報道で
検討委の委員と県側が、開催前に議論をすり合わせる
「秘密会」を開いていたことが発覚。
事前に会議の「進行表」が配られ、
検討委に"出来レース"の疑いが浮上した。
県側は秘密会について調査し、8日にまとめた報告書で、議論を深めるための「準備会」だったと強調。内密の開催が不信感を招き不適切としながらも、「発言の抑制や議論の誘導などはなく、個人情報保護などが目的だった」と結論づけた。
だが、その説明に納得する県民は少ない。
事故後、内部被ばく検査を求める声に、
国や県の対応は後手に回り、今回明るみに出た進行表は、
公開の検討委をないがしろにして、十分な議論や説明もないままに、
検査を切り捨てた姿を
浮き彫りにしたからだ。
昨年7月の第3回検討委の事前の進行表では、
検討前から
「相当に低い」とする発言予定が記載。
じっとできない幼児は受けられず、
体が小さい子どもの検査には不向きとされる。
尿検査の方が子供の被ばくを正確に測ることができるが、
牛肉などの食品検査を優先して不足しており、
尿を検査するのは無理という意味だ。
当初公開されていた議事録では、
第3回の検討委で山下俊一座長が
「今後、尿検査をする意味はあるのか」と発言。
これに答えて、放射線医学総合研究所(放医研)理事の
明石真言委員が
「今回の尿検査では極めて微量しか検出されなかった。(略)検証にもう少し時間をいただきたい」と話したとされている。
第3回から検討委は公開されているが、
県の調査でメモをまとめた議事録も「不適切」とされ、
現在、作り直している。
明石委員の発言も修正される可能性はあるが、
明石委員は取材に
「1回分の尿から体内のセシウム濃度を推定すると、濃淡の差があり科学的な数値とは言えない。(尿検査は)どう転んでもあいまい。それならばWBCでいい」と説明する。
尿検査を導入するべきだ」
と異を唱える。
矢ケ崎氏によると、
1リットルあたりの尿からセシウムが検出された場合、
体内には約150倍のセシウムがあると推定され、
「尿に混じって排出されるほかに、
セシウムは臓器や筋肉に蓄積される」と言う。
不透明な経緯そのものが不信感を広げている。
尿検査の導入を訴えてきた「福島老朽原発を考える会(フクロウの会)」の青木一政事務局長は
尿検査の導入を訴えてきた「福島老朽原発を考える会(フクロウの会)」の青木一政事務局長は
「この第3回検討委の後、尿検査が議論された形跡はない。
ろくな議論もないままに秘密裏に
『尿検査は困難』という合意が形成されたとしたら問題。
現に進行表が疑問視した尿検査は実施されていない」
と批判する。
同会は昨年5月、
福島市内の子ども10人から採取した尿を
フランスの民間検査機関「アクロ」に送り分析。
全員からセシウムが検出され、
保護者らの危機感が高まった。
これまでに
岩手、宮城、千葉県など幅広い範囲でセシウムが検出されている。
前出の菅野さんも、
昨年9月に当時4歳の長女の尿検査を受けた。
自宅は特定避難勧奨地点に指定され、
同7月に家族で同じ伊達市内の低線量地区に避難した。
小学3年生の長男(9つ)を頭に子どもは3人いる。
「心配でいてもたってもいられないのに、
「心配でいてもたってもいられないのに、
行政は全く検査してくれなかった」と憤る。
父母のネットワークに登録して駆け込んだ同会の調査で、
1リットル当たり1.1~0.42ベクレルが検出された。
「事故後から4月まで横浜に避難し、食べ物にも気をつけた。
11月に渡された結果は「検出せず」。
だが「WBCでは子どもの被ばくが分からない。
とても安心できる結果ではない」。
尿検査の結果については
「ここから歩き出せた。
親が声を上げなければ、学校も行政も動いてくれない」と話す。
県内の保護者の疲弊は増す一方だという。
「子どもの食べ物の心配をして、週末には他県に避難して、仕事でも抱えていたらもういっぱいいっぱい。きちんと検査をしてほしいのはどの親も同じのはず」
同会ではほかの団体と共同で
検出器の大半が輸入品で、1台2千万円近くに高騰するなか、
安価で実用化する動きもある。
350万円で11月にも商品化する。
半日以上かけて計測するのに対し、
100ccと少ない尿を、数時間でセシウム1ベクレル単位で測定する。
「被災者の方々のためにも、何としても商品化にこぎ着けたい」
と語る。
矢ケ崎氏は
「内部被ばくの検査で一番大切なのは、
たとえ少量でも被ばくしたかどうかを確認すること」と続ける。
「WBCは検出に限界があり、
尿検査はWBCの40倍から50倍精度が良く、
確認される人数で2桁も3桁も多い」と指摘して、こう訴える。
「より多くに、早期の予防や治療を施せる体制が大事。
WBCにこだわる国や県は、
潜在的な被ばく者の大半を
切り捨てようとしているとしか思えない」
[デスクメモ]
役所の検討委員会の多くが
役所の検討委員会の多くが
真剣な討議の場でなく、公開を装った通過儀式である。
事務方が都合のいい識者を選び、結論以外にシナリオまで描く。
反対意見は聞きおくだけ。
でも「お墨付き機関」を市民はお見通しだ。
税金と時間の
無駄遣いを打破するには?
公募で意欲ある市民の複数参加から始まる。(呂)
転載元: 模型飛機