<span itemprop="headline">ゆれる</span>
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傑作です!評判高かったのに映画館では観られずようやく録画消化。
親子兄弟、夫婦、愛していても厄介な葛藤がある。しかも田舎ではまた人間関係も。都会や他人なら気に入らなければ離れることもできるが。
冒頭のオダギリジョーの父に対する悪態にはそれが出来ない私には代わりに言ってくれてるような気がした。彼「母を閉じ込めて」みたいなのも女性ならグサリきます。
男性の気持ちもわからないではないけど。
一つ一つのセリフが聞きのがせない、男も女も脇役に至るまで深く描いていて監督に脱帽。しかも自分で書いているのですね。
監督は30代の西川美和、デビュー作『蛇イチゴ』を観てないのですが素晴らしい方ですね。
あの場面でドロリとしたトマト!の映像うなります。
弟は子供の時、問題の渓谷に行ってないと言い張るがこれは次男も同じこと言ってました。富士山キャンプや各地の行楽を全然覚えていないのです。最近北海道、神戸、京都以外連れて行ってもらわなかったと不満漏らしたのでびっくり。
長男は長男で次男ばかり可愛がってと思い込んでいる。
最初の子供はどこでもみんな寄ってたかって可愛がるのに覚えていないで弟を羨む!映画もそんなところうまく描いています。
脱線しましたが、最後の方で渓谷の思い出観るシーンはオダギリジョウーと一緒に泣けます。切ない兄。
名場面の連続。
芥川龍之介の短編小説「藪の中」! 裁判劇のスリル!
エンドロールの曲も聞き逃がさないで。
役者も凄いです。香川はもう緒形拳さんの絶頂期の如く大、大活躍、
息子を歌舞伎の道にとおしゃってましたがこの遺伝子はただ物でないですね。
父はスーパー歌舞伎創設者、母は元宝塚で今も活躍、いとこは亀ちゃん!
先日テレビで亀ちゃんのひげずらの娘道成寺の舞台稽古観ましたよ。
衣装を汚さないようにとウエットスーツ着こんで。
玉三郎も十八番の娘道成寺、あの毬つきをはじめとして重労働の舞踊です。
この映画の裁判長役田口トモロヲ、先日の石内尋常高等小学校 花は散れどもにも出演!
みなさんよくご存じ人気番組のナレーターですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/26333503.html
主演の二人はもちろん真木よう子も場面場面で違う人のようです。
オダギリージョーは「パッチギ」http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/18373912.htmlにも出ていた。ハンサム!
狸御殿・THE 有頂天ホテルでも!
公式サイトhttp://www.yureru.com/splash.html
以下は超映画批評の引用ですhttp://movie.maeda-y.com/movie/00758.htm
女にモテ、カメラマンとしても成功し、東京で派手に暮らす弟(オダギリジョー)。家業のちっぽけなガソリンスタンドを継ぎ、女に縁がなく、老いた父と二人で暮らすさえない兄(香川照之)。この二人が久しぶりの法事に、故郷で再会するところから物語は始まる。
弟は、兄が面倒な実家のもろもろを背負い込んでくれたから、東京で好きなことをやっていられるのだと薄々気づいていながら、何でも許してくれる優しく面倒見のよい兄に、無意識に甘えている状態だ。この日もあろう事か、兄が思いを寄せている二人の幼馴染の女(真木よう子)を送った後…
こちらも参考になる。http://yaplog.jp/bizarrebizarre/archive/55
ネタバレhttp://buta-neko.com/blog/archives/2007/02/post_1083.html">