<span itemprop="headline">「ドロウジー・シャペロン」</span>
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藤原紀香の初のミュージカル<a href="http://hpot.jp/drowsy/">「ドロウジー・シャペロン」</a>を観ました。
米倉京子はふてぶてしいまでの快演で絶賛された中、比較されて大変ですね。
テレビで偶然、ダンスや歌の特訓受けてる藤原紀香も見ました。
ヘトヘトそうでよくここまでという感じです。
指導されてる方にも大いに興味あります。
開脚ばかり話題? 写真もそうですが。
歌のうまい方は聴いてると口から幅の広いリボンが出てくるような感じ受けてきたのですが、レッスンもそのようにやるんですね。
そのレッスンでも歌がこれはいいかもと思わせました。
歌いたくて個人レッスンに行きたかったのですが恥ずかしいやら費用が高くていけませんでした。
紀香さんは綺麗で華やか、タッパがあるのでこの能天気な昔のスター役はぴったりです。
以前何人のアイドルなどのミュージカル初出演、初主演、それ以降出られないお粗末というのがあったでしょうか。
制作する方々は甘く見てもらっては困りますね。
テレビドラマとは違い、隅から隅まで観客の目があるのですから。
このミュージカルは2006年にブロードウェイ上演、トニー賞最優秀脚本賞、最優秀楽曲賞など5部門で受賞。カナダ発でブロードウェイ進出。
幕が上がるとミュージカル好きな男(小堺一機)が登場、LPレコードをかけながら1928年(世界恐慌前年!今日も新聞にみんな怖いから言わないけれど今は世界恐慌だと)に初演されたミュージカルを感想と解説入れながら再現するという二重構造。
男の居間に貼ってあるスターの写真なども近ずいて観たくなりますね。
でも3階席!
これがS席と思ったけれど席に着いたら意外と舞台が近いし生演奏なので許せる。ほとんどがS席なんでしょうか。ひどいねえ。
冷蔵庫の扉からスターたちが飛び出して男が言う「実に表面的」で単純な劇中劇が始まります。
男は今の戦争や革命のミュージカルには批判的でむやみと明るいミュージカルがお好み。
現実逃避っていうことも今の世相にあってるのでしょう。
私がミュージカルにのめりこんだのは彼が批判する暗い「レ・ミゼラブル」や「ジーザス」のためなのですが。
演出宮本亜門、共演者、川平慈英(雨に唄えばなどもうまかった)・木の実ナナ(伝説の「ショーガール」は一度しか観ていない。タイトルロールなのにちょっと風邪でもひかれてるのかなという感じ)・
小堺一機はあまり声が通らず以前もスヌーピーのミュージカルに主演していたが演出家や制作者に気にいられてるため?
小松政夫・中村メイコ(衣装は可愛いけれど)・尾藤イサオ
私の贔屓はOSK出身の瀬戸カトリーヌ、可愛くてダンスも歌もいい。
浦嶋りんこのパワフルな歌唱に感心。
なんと家庭的にも経歴にも音大とかバンドにも関係ないという。
亜門さんがブロードウェイで講演した幕末の作品が見たいのに。