riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">京都アンティーク喫茶店と顔見世テレビ放送</span>



 


「京都3大アンティーク喫茶店」というのがあって、
それは「ソワレ」「築地」「フランソア喫茶室」 の3店だそうです。

学生時代にソワレや古城、その付近の音楽喫茶には通っていました。
ソワレの 東郷青児の絵や大きなシュークリーム、懐かしい。
東郷青児のマッチ、取ってあります。
ソワレのマッチ


築地はちょっと前に友人に案内してもらいました。
雰囲気は重厚で素敵でしたがたいして混んでもいないのに、追い出されてしまいました。
いま検索したら「店員が感じ悪い、追い出す」とありましたから私たちだけでなかったのですね。


 


フランソワのチーズケーキは絶品とありましたがあにゅうのケーキやカプセルエスプッソコーヒー食べたり飲んでるので…

フランソワは文化財モナリザの複製やランプも素敵でした。
店員さんも優しくて追い出したりしません。

ここのママさんのことが朝日の「惜別」に載っていて行きたいと思っていました。
酔流亭日乗
フランソア創業者の立野正一さん(95年没)は社会主義者。戦前、店に反ファシズム誌『土曜日』を置き、治安維持法違反で1937年に検挙された。二年後に出所した正一さんと結婚したのが店のウェイトレスだった留志子さんだという。

今から考えると年恰好からしておそらく留志子さんだろうと思われる女性を一度見かけたことがある。20年ほども前のことだ。酒に寄って来店し、あれこれ因縁をつけて飲み逃げしようとする客に毅然と応対していた。

留志子さんは鴨川沿いの柳のようにしなやかでおれない人だったという。

常連客の吉村公三郎三は彼女の才覚に舌を巻き、著書「京の路地裏」で「いつ出会っても優しいこの奥さんのどこにこの健気なシンの強さがあるのか」と書いている。
正一さんが治安維持法で逮捕されほかのウェイトレスが次々店をやめる中、留志子さんはやめずに店を守った。
2年後に出所した正一さんと結婚した。
フジタ・太宰治などの文化人が通った歴史ある喫茶店だそうです。戦争中、名前を和名に変えろとか強制されたとか。都(みやこ)茶房

あの時代、レコードもかけられなかったはずです。
美空ひばりも子供の時、押入れの中で聞いていたそうです。それを見ていたお母さんがこんなに歌が好きだからと歌手に。うまいからでなくて好きだから。天才は好きなことに努力重ねて作られる。

ボルゲーゼ美術館展に行っていたので南座昼の部の最初の演目がもう始まってしまいましたのでそれは諦めて寄りました。
昼夜三階席通しはエコノミー症候群です(苦笑)


 


教育テレビで顔見世の一部が放送されますのでご覧ください。
京都南座顔見世大歌舞伎「封印切」「石橋」[出]坂田藤十郎[出]片岡仁左衛門[出]市川左團次[出]坂東玉三郎[出]片岡秀太郎[出]中村翫雀[出]片岡愛之助

チャンネル: 9ch : NHK教育
放送日時: 12月27日(日) 15:00-16:50

「封印切」はじゃらじゃらした忠兵衛の 藤十郎、梅川の 片岡秀太郎がいじらしく可愛い。 仁左衛門はここでは敵役、藤十郎とのかけ合いが見もの、忠兵衛のような恋人とでは困りますが。封建時代の悲劇。
顔見世だからこその玉三郎初役の井筒屋おえん
初め観るつもりなかった昼の部ですが、これではやめられませんでした。

「石橋」は非常にスピーディ、パワフルな舞踊です。アクロバティックアな立ち回りは歌舞伎苦手と思う方でも楽しめますよ。

京都タワー、出来たころはなにかと言われたようですが今の京都駅に比べたら可愛いものです。いかがですか。