長谷部 浩の「菊之助の礼儀」とナウシカ
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偶然知り読了。
「僕はそんなにきれいではないですよ。
玉三郎のお兄さんが20,30代の頃舞台に出るとは客席のジワがやまなかったといいます。」
確かに玉三郎が登場するとジワが広がり、全くの別世界に飛翔する感じ
もちろん菊之助さんはお綺麗です。
子供の時の歯磨きのCM
歌舞伎では蜷川演出「十二夜」
今年はナウシカが歌舞伎になります
元に戻って
團菊じじい、という言葉もあるくらい昔の役者が良かった、美化されますが。
ジワとは舞台の出の瞬間の美しさに、ざわめきが客席に起こり
しばらく収まらないありさま
こういう話より一番面白かった私も昔から好きな左團次の話。
ステーキハウスで
作者と菊之助が芝居談義していると
左團次さんは「あの、失礼でございますが、あまり真剣に芝居の話をなさいますと私が真面目じゃないように妻に思われるものですから、ご注意くださいますようにお願い申し上げます。」と言って
からかうよう表情で風のように去っていった
菊之助は
主人公で風の谷に暮らす少女ナウシカを尾上菊之助さんが、同盟国トルメキアの皇女クシャナを中村七之助さんが演じるほか、尾上松也さん、坂東巳之助さん、尾上右近さんらが出演する。脚本は丹羽圭子さん、演出はG2さん。
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