ドラマ「やすらぎの刻」と男社会、荻野吟子
やすらぎの刻は戦争中の農家の話は見逃せないと思い観ていますが。
現代のほうの話でやすらぎの郷での俳句会で。
「サンマこがし なぐりし妻もいまはなく」
この俳句どう思われますか、
サンマを焦がした妻をぶん殴った俳句を「しみじみとしたいい句」と!
時代錯誤も甚だしい。
作者の頭はどうなってるのか、昔はこんな男が多かったと言いたいのか。
この句、妻が死んだのではなく家を出て再婚、そこでもサンマ焦がして叱られてるんじゃないかと
サンマ焼くのは妻だけ、もううんざり。
ドラマの中で皆で笑ってるだけ、
バカバカしい。
日本初の正式な女医荻野吟子は女性史で学びました。
この映画、あいち国際映画祭で上映され、10月末に映画館上映あります。
吟子は夫に性病うつされたのに子供が生めなくなると離縁されました!
診察も屈辱、ならば自分が医師になり、女性を救おうとしますがまず医学校にも女性はなかなか入れない。
その熱い男社会の壁をこじ開けた吟子、尊敬します。
私は見てもらうなら女性医師がいい。
気が利きます。
山田監督は日本の女性はもっと強くならなければと。その通りですね。
今も女性受験者の合格数を恣意的に減らしていた入試差別問題
世界で入試での女性差別をしているのは日本だけ。
差別の根は深い。
女性医師は今でも二割しかいない。
ヨーロッパでは半数近くが女性医師!
差別がはびこる土壌は「男社会」にあると。
真っ先にやらなければならないのは政治の世界。
上は中日新聞